
こんにちは!
副業サラリーマン小山ひろしです。
今回は初心者がまず覚えておきたいテクニカル分析の原点。
ダウ理論について話していくぞー!
この記事を読めばテクニカル分析がいかに大事かがわかってくる・・。
テクニカル分析とは、チャート等を利用して、過去の類似チャートから勝ちパターンやエントリータイミングなどを探る分析法だ。
・・・俺は正直テクニカル分析を疎かにしていた。
理由は二つ。
- 覚えることが沢山あって難しいから。
- 時代が変わっているのに、過去の事例が使えるのか疑っていたから。
ところが、テクニカル分析はFXだけじゃなく、株式投資にも応用が利く大事な分析法だ。
ファンダメンタル分析も重要だが、テクニカル分析を疎かにするととんでもないところでエントリーしたり、ファンダメンタル分析も有効に活用できないぞ!
例えるなら・・・
会社で新しいことに取り組むとき、データも見ずに感覚だけで仕事をするようなもの!
飲み会、新聞、ニュース、色んなところから情報を集めてきて、根拠もなしにトップダウンで指示を出す経営者のようなものだ!
マスクが売れている。
まだまだマスク需要は続きそうだ。
よし!我々もマスクを売っていくぞ!

おいおい、マスク需要は低迷しないかなぁ・・・
ってかマスクめっちゃ小っちゃくないかぁ・・・(おっと
って社員が不安になることはよくあることだろ(笑
まぁ、仕事ではその辺のデータを集めるのは大変もしれないけど、FXは全てのデータがタイムリーにまとめられているんだ!
これを使わない手はないぜ!
っていうことで、テクニカル分析がいかに重要か。
ダウ理論を学びながら、テクニカル分析の重要性を説明していくぞー!
目次
FX初心者もしっかり覚えよう!ダウ理論とは・・・
FX初心者がまずしっかり覚えてもらいたいダウ理論。
ダウ理論とは、19世紀の終わりにチャールズ・ダウが提唱した相場理論。
元々は株式で生まれた古典的な理論ではあるが、全てのテクニカル分析の基礎として現在も多くの投資家に支持されいる。
ダウ理論を理解すれば、株式や仮想通貨、FXなどあらゆる相場を分析するための基本的な考え方が身につくんだ。
なんせ100年も経って、未だ語り継がれている・・・。
投資家だったら誰でも知ってる基本理論だ。
これを覚えずして、投資に望むのは、地図を持たずに冒険に出かけるようなものだぜ・・・。
FX初心者でもわかりやすく解説!ダウ理論の6つの基本原則
ダウ理論は主に6つの基本原則から成り立っている。
まずはその6つの基本原則について説明するから、FX初心者はまずこれをしっかり覚えてくれ!
大事なことは全てチャートから読み取れ!全てを語る市場価格!
1つ目の基本原則は「(株価・為替などの)市場価格は全ての事象を織り込む」!
ここで言っていることは非常にシンプル。
FXや株式投資で影響する経済指標などのファンダメンタル的な要因。
投資家さんの売買行為、心理。
災害や事件などの有事。
全ての事象が値動きに反映されているということだ!
・・・え?当たり前じゃん・・・。
と思ったかもしれない。
ただ、ここでダウさんが言っていることは「価格の値動きだけ見れば、全てわかりますよ!」ってことだ。
実際、初心者の我々が値動きだけを見て、全てわかるってことはないわけだが、ここではテクニカル分析がいかに重要かということを説いている!

このマインドは結構大事だぜ!
仕事と同じ!?短中長期で分類されるトレンド
2つ目の基本原則は「トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される」だ。
価格のトレンドは時間軸で以下の3つのトレンドに分類できる。
一つは短期トレンド。(3週間未満)
もう一つは中期トレンド(3週間から1年間)
最後に長期トレンドだ。(1年以上)
このトレンドは互いに独立したトレンドというわけではない。
それぞれのトレンドはお互いに関連している。
中期トレンドは長期トレンドの調整局面であり、短期トレンドは中期トレンドの調整局面として機能する。
一概に相場のトレンドといっても、このようなスパンの違うトレンドが複合的に組みあうことでできているんだ!
具体的には長期トレンドで目線を決め、その中にある中期トレンドを見極め、細かいエントリータイミングを短期トレンドで決める。
まさに仕事の短中長期で課題ターゲットを決めて進んでいくのと同じだな!

仕事もFXも考え方は同じだぜ!
ただ、現在はダウ理論が完成した19世紀と比べると、経済のスピードは物凄く早くなってきている。
だから、3つのトレンドを意識するという基本方針を守りつつ、スパンについては柔軟に対応することが求められてくるぞ!
短、中、長期のスパンは、自分のトレードスタイルによって決めるんだ。
例えばスイングトレードであれば1週間以上のトレンド、デイトレードなら1日のトレンド、スキャルピングなら数時間。
どんなトレードスタイルにせよ、短、中、長期のトレンドを意識することで相場がよく見えてくるってわけだぜ!
流行に乗り遅れるな!3段階からなる主要トレンド
先ほどの3種類のパターンのうち、「主要となる長期トレンドはマーケットの動向によって3段階からできている!」
第一段階(先行期)
先行期は株価は低迷。
多くの投資家は相場を悲観的に考えているタイミング。
そんな中、一部の抜け目のない投資家ーが密かに通貨を買い集めているという時期のことだ。
この買い集めによって相場は上向いてきていますが、そこまで大きな動きにはならない。
第二段階(追随期)
相場が上昇トレンドになってきたことに気づき、多くのプロ投資家達が参入する。
この流れに乗ってどんどん流行に敏感な上手な投資家さんたちが参入してくる。
相場は大きく上昇を加速させていくんだ。
第三段階(利食い期)
相場が大きく上昇したことが一般的にも注目され、我々のような初心者投資家も参入してくる。
相場は大きく上昇するが、ちょっとするとボンッ(大きな下落)だ。
実は、このタイミングで抜け目のない投資家たちが次々と利食いを始めているんだ・・。

くそー!抜け目のない投資家になりたいぜ!!
ここでイメージしてもらいたいのが、抜け目のない投資家、プロの投資家(上手な投資家)、初心者投資家、どこを狙うか・・・。
我々が狙いたいのはプロの投資家(上手な投資家)だ。
利益の大きい抜け目のない投資家ではなく、プロの投資家(上手な投資家)を狙う大きな理由は、抜け目のない投資家のタイミングはリスクが高い。
まだ、上がると確定したわけではなく、下手をすると暴落。
仮に暴落しなくても、長期で動きがない。なんてこともある。
だから、安定的に利幅の大きくなるタイミング。
プロの投資家(上手な投資家)のタイミングを狙うんだ!
一つで安心しない!価格は相互に確認
この基本原則にある「価格」というのは、ダウさんの時代で言う工業株平均と鉄道株平均のこと。
そして、この基本原則は「本当にトレンドが発生しているのであれば、この両方にトレンドが確認されるはず」ってことだな。
昔は工業関連の景気が良くなれば、その物資を運ぶ鉄道関連も景気が良くなるはず。
だから、この両方が確認されてなければ、本当にトレンドが出ているとは言えないだろう、という考え方だな!
FXは株式とは少し違うけど、相関性のある複数の市場価格を確認するって捉えるといいぞ。
例えば、ドル円をトレードするのであれば、日経平均株価やダウ平均株価も参考にしてみるとかな!
これはFXで当てはめるのは少し難しいから初心者のうちはそこまで気にすることはない。
ただ、1つの通貨ペアをチェックするだけでなく、相関性のある他の市場の相場動向もチェックし、自分なりにルールを組み立てていけば強い武器になるぞ!
超仲良し!トレンドと出来高はいつも一緒!
株式ではトレンドが上昇すると基本的に出来高も多くなるんだ。
この基本原則では、「出来高が伴わないトレンドというのは長続きしないだろうということを示唆」している。
ただ、FXは出来高の確認が出来ないし、株式市場よりはるかに市場規模が大きい。
だから、ここもそこまで気にする必要はない。
もし、チェックするとしたら、オシレータ指標を代わりに当てはめるといいぞ!
転換ポイントを見逃すな!転換ポイントまで継続するトレンド
最後の基本法則は、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続」する。
この転換シグナルを見つけ出すのが重要なポイントだな。
これは大事な基本原則だからもう少し詳しく説明しておくと・・・
上昇トレンドは、高値②・安値①を次の高値④、安値③が切り上がり続ける。
一方で、下降トレンドでは高値①・安値②を高値③、安値④が切り下がり続ける。
これをトレンドが発生している状態として、ダウ理論では定義しているんだ。
現在のトレンドの方向性を確認する場合、相場の波の高値と安値を見て判定する。
そして、判定ポイントとなる高値と安値は、市場において注目されやすい相場の分岐点だからよく意識しておこうぜ!
転換ポイントについて、もう少し説明しておくと・・・
上昇トレンドであれば、高値切り上げ⑤をできないまま、安値が切り下がってしまう。
この安値が切り下がったタイミングで、高値切り下げと安値切り下げが起こる転換ポイント。
上昇トレンドが終わって下降トレンドに転換するんだ。
逆に高値④が切り上がった後に強い下落が起こり、安値⑤が安値③を切り下げ。
そして、その後の上昇局面で高値⑥が高値④に届かないまま、再び安値⑤を割り込む。
この安値⑤を割り込んだタイミングも転換ポイントとなり、上昇トレンドの終了と下降トレンドへの転換が始まる。
注意してほしいのは・・・
最初の形によく似ているが、高値④が切り上げをできないまま、安値⑤が安値③を割り込む。
しかし、ここでは、まだ下降トレンドは発生していないんだ。
なぜなら、高値④切り上げができないタイミングでは安値③も新値を更新できていない。
高値安値は、「その後、新値を更新しているかどうか」で決まる。
だから、ここでは安値が切り下がらないうちはまだ転換ポイントは発生していないから注意してくれ!
FXに限ったことじゃないが、投資ではトレンドに乗るのは基本中の基本。
このダウ理論の基本原則では、こういった転換シグナルが出るまでは、トレンドを見る目線は変える必要はないってことだ!
たから、トレードをする場合には、ここで判定したトレンドについていくのが基本ってことだな。
FX初心者が知っておきたいダウ理論の欠点と補い方
ダウ理論はシンプルゆえに、欠点もある。
当然ながら、ダウ理論だけで勝とうと思ったら難しい。
なぜなら、トレンドが変化する転換点のシグナルが出るのが遅い・・。
上のトレンドはあとから見て、判断しているから凄くわかりやすいが、実際はリアルタイムで見てみるととなるとなかなか判断が難しい。
そこで、ポイントになるのは、他の指標を組み合わせること。
オシレータ指標はダマシが多いが比較的反応が早い。
ファンダメンタル指標はチャートの裏付けをとるための材料になる。
これらの指標や損切りを組み合わせることで、ダウ理論は更に有効に機能する。
もう一つはダウ理論は投資の基本。
投資家ならまず覚えなくてはいけないテクニカル分析の原点だ。
そう考えると、みんなが知っているのに、市場で勝てているのが、1割~2割っておかしいだろ?
つまり、ダウ理論にだけ頼っていては、市場でカモにされてしまうぜ・・ってことだ。
ただし、ダウ理論は絶対覚えておくべき理論だ!
なぜなら、ダウ理論をベースに自分なりのルールを構築していくと勝率の高いパターンがどんどん磨かれる!
もしダウ理論の形状に当てはまらなかったり、自分の勝ちパターンと違ったりした場合。
こういうときはトレードを控える。
ダウ理論にキレイに当てはまるところは、高い確率で同じ動きをする。
だから、わかりやすいところでエントリーすればいいんだ!
そう、休むも相場だぜ!
まとめ
テクニカル分析のダウ理論についてはわかったかな?
正直、テクニカル分析を完璧に覚えたとしても、実践で使いこなすには難しい。
何せ、ダウ理論なんてシンプルな考え方が完璧に通用するなら、AI投資はほぼ間違いなく、利益を出せる。
しかし、実際にポジションを持ちながら、テクニカル分析を試してみることをお勧めする。
それくらいテクニカル分析は大事なんだ!
それこそサラリーマンの「平謝り」くらい大事だぜ!
だからしっかりダウ理論を理解して、テクニカル分析を使いこなせるようになろう!
最初は全部覚えなくても大丈夫。
確実性の高いエントリータイミングを似ている形を見つけて、実際にトレードしてみる!
そして、勝てば繰り返し、同じ手法でトライし、負ければ原因を考えて、一つずつ武器を増やしていけば知らないうちにテクニカルマスターだ!

まぁ、俺もまだまだ勉強中だけどな
特に注意してもらいたいのが、ファンダメンタル分析を信用しきって、経済指標を信じ切ってトレードすることだ。
必ずテクニカル分析で、上げ相場なのか下げ相場なのか、転換点はないか、ダマシはないか。
よく見極めたうえでトレードしようぜ!
実際に試してみてよかった副業だけをまとめておいたぜ!

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仕事はこなしてきたけど、これといってスキルがないと感じている人。
そんな人は力になれると思うぜ!
具体的に、どのくらい時間が取れるか、どのくらい稼ぎたいかなど教えてくれれば詳細にアドバイスできると思うから、ぜひ合わせて教えてくれ!

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